Neverland

あっちもこっちも大好きです

「照くん、カミってる!」を観劇して

「照くん、カミってる!」観劇してきました。昨年は幕が開くこともなく泣く泣く払い戻しになってしまって悲しかったな。今年は中止になってしまった公演があったけれど、幕が開いて良かった。本当に。観劇していろいろ思ったので今のうちに書いておく。レポではなく、超個人的感想。

 

5/16夜。入る前に「知念さんを見るのいつぶりだ?」と言う話になり、wikiを見ながらこれまで行ったJUMPのコンサートや舞台のプチ振り返り会をしたのがめちゃくちゃ楽しかった。いろいろ記憶はぶっ飛んでるけど(ぶっ飛びどころかほぼ無い)最後に知念さんを見たのはI/O年末ドームで、懐かしメドレーが楽しかったのを覚えてる。あといつまでもSUMMARY大好き芸人だからドラゴン出てきて嬉しくて爆笑したのも覚えてる。

 

いつも山手線から見るグローブ座に行くのは初めてだった。知念さんが舞台をやっていなければ、じゃんぷ担時代はもちろん舞台を見に行くこともなく、なんならこれまでの舞台観劇歴はジャニワ初演と先月の滝沢歌舞伎だった。ジャニワ初演ってパワーワードだなw

 

発券してからとりあえずグッズの会計列に並んだらグッズ陳列棚に2D.2D.の円盤が売ってて沸いた。そのタイミングで発券した座席をちらっと見たらC列という文字が見えて嘘だろとさすがに笑った。座ってからもこんなはずじゃなかったと笑ってた。2021年にこんな席が来るんかい。

 

開始五分前アナウンスは噂に聞いていた通りプリチー知念さんだった。舞台についてはほぼ調べずに行ったんだけど、出演者の方はテレビでお見かけしたことがある人が多くて。

奥から知念さん演じる照くんが出てきて、まず「うわ~久しぶりだな~」と思って、じゃんぷと知念さんはやっぱりホームなんだなと思った。親戚感というか実家感すごい。

舞台自体は自己紹介がめちゃめちゃに派手でびっくりしたし、途中の転換でCMみたいな映像も入ったり、ストーリー内で演者さんたちが自ら「そこそこ本格ミステリーだからね」と言っちゃうぐらい「そこそこ」本格ミステリーだった。全シーン、全部面白かった。久しぶりにあんなに長い時間笑い続けた気がする。本当に楽しかった。照くんの「めんどくせ~」もたくさん聞けた。関係ない人一回いなくなろうのシーンと、牛車のシーンと、休憩終了五分前と二幕最初の土方刑事、特に笑ってしまった。土方刑事、ファンです。心のポップコーンも心のスルメも食べます。

あとマイク使ってないよね?皆さんの声の通りに本当に驚いた。

まさか「カミ」が「髪」にかかっているとは思わなかったし、グローブ座で長髪振り回した後に見得を切る知念さんが見られるとも思ってなかった。グローブ座でも見得のタイミングで拍手が出来るとは…!

 

自己紹介で知念さんのダンスを見た瞬間は泣いてしまうところだったし、呪いの舞で眼鏡を外してスポットライトに照らされながら、踊って、バク転バク宙をこなす知念さんを見た瞬間は泣いた。大好きな知念さんだった。わたしは改めて知念さんのダンスが世界で一番好きだと思った。ライトに照らされる知念さんのお顔は本当に綺麗だし可愛いし、指先まで力が入りながらもしなやかに動く動きは、いつも必死に双眼鏡を覗いて見てきた、見たかったそれだった。最後に神楽殿で始まりのポーズを取る知念さん、あまりにも輝いてた。

それと同時に、こんなにぴったりな照くんという役を演じてる知念さんを観れたことにも感動して、やっぱり泣いた。

あとは本当にオタク一年目みたいな感想だけど、何もかもが近すぎた。めんどくさいと言いながらカロリー消費しまくってる照くんや、知念さんのダンスにアクロバットに、かっこよすぎる背中に、まさかのブリッジとか。座布団の上であぐらをかく照くんと障害物無しのゼロずれだったもんだから、目が合った気がすると言えてしまうぐらいには近かった。知念さんのつむじをあんなに近くで見ることはこれから先一生無いと思う。

 

2時間45分の公演時間はあっという間で。センターに立って、左右を確認してから挨拶する座長知念さんが逞しかったな。一回目に上手に捌けるときはおじぎしながら口パクで「ありがとうございました。」と言っていた気がする。

カテコでは岡本夏美ちゃんとしっかり目を合わせながら歩いてきてて、「一年待たせてしまいました」「これからもどうなるか分からない」などお話してて(もう記憶が限界)、一度言葉に詰まってしまった知念さん。「気が抜けちゃったな」「もう一回挨拶しとこうか?(笑)」「だめだな~ぼく」と発する知念さん。「一回座る!?」と声をかけるカンパニーの皆さん。見守るオタク。本当に幸せな空間だった。

本当に一回セットに座ってから、気を付けて帰ってくださいといって今度は下手に捌けたんだけど、捌ける前に恥ずかしくなってしまったのか両手で顔を覆ってからニコニコしながら手を振っていて、そういえばこの人は天使だったな・・・と思い出した。同行の人のおかげでこのタイミングで両手の人差し指で頭を指してくるくるしてたのも思い出した。

可愛さがグローブ座の天井突き破ってて、オタクも声にならない悲鳴を上げてて、あの「知念さんかわいい」で充満した空気が最高だった。ビニール袋に詰めて持って帰ってくれば良かった。

 

公演終了のアナウンスが流れてしばらく放心状態で、帰り道も放心状態だった。一晩立っても放心状態だけど(諸々は5/17に書いてる)、これでようやく、ようやく区切りが付いたと思った。

昨年ジャニオタに出戻った頃に知念さんをまた同じ熱量で好きになるとは思わなかったと書いたけど、いつの間にかフェードアウトしてしまったことに少し後悔があったんですよね(まあ自業自得だし当時はEXO大好きだし現在目黒担だし)。でもその後悔が昨日ですべてスッキリした気がする。要因としていちばん大きいのはたまたま近くで観ることが出来たこと、だと思うんだけど、その距離で、知念さんの、ダンスとアクロバット、座長としてのお芝居、凛々しい表情、人間っぽさ、天使レベルの可愛さ、それを見たオタクの反応とかとか、自分なりにしっかり知念担をやっていた時に必死に見てたもの、感じたもの、そして見たかったものを全て見れて、達成感のような、やりきった感がすごい。好きなところを一気に浴びせられてしまった結果、もう思い残すことが無くなった気がする。(あとしうちゃんはかなり近い距離で何度も見たことがあったんだけど、知念さんは横アリスタンド10列とトロッコのあの距離の一瞬の時間か、SUMMARYラブパレ2バル2列目とかが今までで一番近かったから、いつかちゃんと長めの時間近くで見れたら良いなあと心のどこかでずっと思ってた。このモヤモヤも晴れた。このタイミングでこんな近くで見れるなんて思ってなかったよ本当に。)言い方めちゃくちゃ悪いけど、自分で勝手にかけた呪いから解かれた感じ。

 

たぶん知念さんのダンスがこれからも世界で一番好きだし、知念さんの全うしているアイドルとしてのスタンスが大好きだから、これからも機会があれば見に行くんだけど、「知念担」だったことにしっかり区切りがつけられた気がする。

本当に何年かかってんだよと笑ってしまうけど、私の青春を構成してくれた知念さんとJUMPにやっとお礼が言える気がする。本当に本当にありがとうございました。

 

照くん、カミってる!何回も見たいので円盤発売されますように!千穐楽、生配信という形で観たい人の元に届いて本当に良かったです!素敵な舞台をありがとうございました!また知念さんが出演する舞台を見られる日が来ますように!