初めて自担と自ユニを見た話といろいろ感じたごちゃ混ぜな話
Snow Manの沼に落ちて１０か月、ちゃんと目黒担と言えるようになってから６か月。自担と自ユニの存在を、初めて自分の目で確かめてきました。
新橋演舞場で行われた4/15 12:30の滝沢歌舞伎。オープニングで紗幕に大きく映されたメンバーそれぞれの名前、写真、そして、紗幕の裏でスポットライトに照らされて浮かびあがる本人たち。自粛期間中にその存在に何回も何回も救われて仕事を頑張る理由になった、大ファンになったSnow Manが実在してた。ひらりと桜でドカ桜の中、前に進んでくる目黒蓮さんを見て、「本当に存在してる。」って思って涙が出た。当たり前だけど本当にいた、本当に存在してた、生きてたってことをこんなに感じられるのは、きっと初見の時だけだから貴重な経験が出来たなあと改めて思う。
その日は二階左一扉の席だったから、二幕の半兵衛バルコニー登場の時に、この距離で見られるのは最初で最後かもしれない、と思って呼吸も止めて見てたと思う。こんなにチケット取れないグループがこんな狭いキャパで公演してくれるなんて、もう二度と無いかも知れないってそう思った（来年もきっと歌舞伎あるだろうけど）。
冒頭、あんなに存在してることを実感してたのに、いざこの距離で目黒くんを見ると今度は夢なんじゃないかって思った。情緒がおかしいのは通常営業なんだけど。でもそれぐらい、初めて自担と自ユニを認識して見た日は夢のような日だった。絶対に何も忘れたくない。
二回目は4/24の昼だった。Snow Manはそこにいて、めちゃくちゃ輝いてた。でも幕間で4/25～中止になる事を知って、二幕はそわそわして見てた。この人たちは明日中止と知りながら、普通にステージに立って、普通に、たぶん、いつもと同じように全力でパフォーマンスをしている。そう思うと、落ち着かなかった。WITH LOVEはどうしても泣いてしまった。
一緒に観劇していた友人がその日の感想を話している時に「目黒担になった決め手は？」と聞いてくれて、私は思うままに「第一印象は顔がめちゃくちゃに好きで、背が高い、それで性格を知ってものすごくしっかりしている人なんだなって思って」と話した。配信ライブ最終日の目黒くんの「これまで僕たちのファンでいてくれている人は僕たちの支えになってるし、最近知って応援しようと思ってくれた人たちは僕たちの力になっています。」というコメントで完全に決断出来た話もした。
この話をして、一部公演中止という事実があって、色んな意見を見て、一晩考えて、「あー、やっぱりSnow Manは新規には壁が高いな」と思った。好きになって1年も経っていない新規が滝沢歌舞伎を観たことも、本当に良かったのだろうかとも考えた。私はSnow Manの六人時代も三人加入当時も知らない。なんなら目黒くんのジュニア時代はまったく知らない。それでもいいやと思って好きになったはずなのに、今さらその事実に心から苦しくなった。
それと一緒に目黒くんの好きなところをひたすらに考えてもいた。目黒くんにしか紡げない言葉をしっかり伝えてくれるところも素敵だと思う。ルックスも声もとにかく好きなことは置いておいて、あとはどこに惹かれてるんだろうって考えた。まあ全部好きなんだけど！！！！
これまで自分が応援したくなった人は「アイドルが天職」という人ばかりだったけど、目黒くんはそうじゃない。K-POPで例えるとダンスラインの人ばかりだったけど、たぶんそれもそうじゃない。「アイドルに向いてない」とまで言っている。こんなに「アイドル」という言葉が似合うのに。100%でアイドルをしてくれているとき、プライベートが一番大事と話しているとき、ファンにとって付録のような存在になりたいと話しているとき、全部合わせて、こんなに現実味があって野望があって熱すぎる人間がアイドルとして歩んでいく姿をこれから先も見ていたいんだろうなと思った。目黒くんを見ていると、たまに現実を感じて寂しくなる時があるんだけど、そこも含めて好きだなと思う。突然結婚します！とか有り得そうだなと思って見てる。なんだかそういうアイドルだけどアイドルっぽくないところがすごく好きなんだと思う。
結局何が言いたいかというと、新規であることは変わりないのにそれが苦しい、けど目黒くんとSnow Manへの好きは変わらないのでどうする事も出来なくて。好きになったきっかけは自粛期間のYouTubeだけど、その自粛期間があった原因になってるものは昔も今も本当に本当に憎い。そんでもってSnow Manはずっと明るい。でもその明るさもファン全員が良しとして受け止められてなくて。ここのあたりもさらに苦しい。
上に書いたいろいろも、今発信していいことなのかも分からない。だけど色んなことを自分が見て、感じて、楽しいと苦しいがごちゃ混ぜになっている今の気持ちを残しておきたかった。初めて自担を見た新鮮な気持ちも残しておきたかった。たぶん数年経ったら、きっとこんな感情は味わえない。前者の苦しさは思い出したくもないし、味わいたくない。
現実も大切だけど、何かを好きって気持ちがいかに大切かを身に染みて感じてるこの１年。ずっと明るく楽しくオタクをやってたい。声を大にして好きなものを好きと叫びたい。皆が楽しくオタク出来る世界が早く戻ってきてほしい。
